- これから家を建てようと思っている
- 家づくりで後悔したくない
「家は3回建てないと、理想の家にならない」
こんな言葉があるほど、家づくりは本当に難しい。
家の後悔に関する調査によると、80%以上が「家づくりで後悔がある」と答えたそうです。
「後悔したくない!」と全員が思っているのに、これほど多くの人が後悔してしまう・・・
わが家も「絶対後悔したくない!」という思いで悩みながら家づくりをしてきたよね。
後悔はちょっとあるけど、満足のいく家を建てることができたね!
この記事では、これから家づくりをするあなたが、家づくりで後悔しないための方法を解説します。
この記事を読めば、次のことが分かります。
- 多くの人が後悔してしまう理由
- 後悔しないためにするべきこと
あなたの家が完成したときに、「本当によかった」と心から言えるように、わたしが家づくりを通して学んできたことを解説していきます。
これから家を建てるあなたに、役に立つ内容だよ!
家づくりで後悔しないために
この記事の結論がこちらです。
- 全力で情報収集
- 暮らしをイメージ
- しっかり伝える
まずはどうして、後悔がこんなに多いのかの理由を見ていこう!
家づくりで後悔する理由
「絶対に後悔しないぞ!」という気持ちで挑んでいるはずなのに、多くの人が後悔してしまう。
その理由は、次の3つです。
- 考えることが多すぎる
- イメージするのが難しすぎる
- 家をつくる人は一人じゃない
①考えることが多すぎる
家づくりは、考えることが本当に多い。
壁紙一つを例にしても、
- 色
- 質感
- 模様・柄
- 機能性
- 耐久性
と無数に違いがあります。
その中から、希望に合うものを一から探すのはとっても大変。
一つのメーカーだけでも何種類もあるのに、メーカーの数もたくさん・・・
一通り目を通しておかないと気がすまなくて、工務店からカタログを繰り返し借りたよね…。ほんとに大変だった。
壁紙だけでも大変なのに、考えることは他にも山ほどあります・・・
- 間取り
- 構造
- 動線
- 窓
- 収納計画
- 各設備
- キッチン
- お風呂
- トイレ
- 洗面台
- 空調
- 冷暖房
- コンセント
- 照明
- 照明のスイッチ
- 壁紙
- 床材
- ドア
- 家具・家電
- 外壁・屋根
- 外構
- 住宅ローン
- 火災保険
- 税金
頭がパンクする…
後悔しないためには、自分が納得できるものを一つ一つ選んでいく必要があります。それがものすごく難しいわけです。
②イメージするのが難しすぎる
イメージするのが難しいのも理由の一つです。
家に関する本や記事、どれを見ても大切だと言われているのが、「イメージする」という言葉。
実際家を建ててみて、イメージは本当に大事だって思うよ
でもその「イメージする」が難しすぎるんだよね。
「こんな家になる」とイメージが明確にもてれば、建てる前に失敗に気づけます。
でも生まれて初めて家を建てる私たちにとって、イメージなんて正直できないんですよね。
失敗に気づくのは、建築中の家を見学したり、実際に住みはじめたりしてから…。
だから失敗にも気づけない…。
間取り図は見ていたものの建物ができて初めて、「こんな形になってたんだ~」と気づいたよ・・・
③家をつくる人は一人じゃない
家をつくるのは一人じゃない。これも後悔が多くなっている理由の一つ。
私たちが家づくりで直接関わる相手はせいぜい数人です。打ち合わせ担当の方や設計担当の方、各メーカーの方くらい。
でも一軒の家を建てるのには、さまざまな職種の職人さんが何人も携わります。
自分の出した要望が、作ってくれる人にしっかりと伝わればいいのですが、ときに上手く伝わらない場合があります。
「あれ!?伝えたのに・・・」なんてことがあると、やりきれないよね。
何人もの人を通すから仕方ない部分はある。自分でしっかり確認しないといけないね!
後悔しそうなポイントを自分で見つけ出す
後悔する具体的なポイントは、人によってそれぞれ違います。
後悔するポイントが違うのは、理想の家がみんなそれぞれ違うから。
これからお伝えする方法は、
後悔しそうなポイントを自分で見つけ出すための方法です。
わたしはこの方法で後悔のない家づくりができたよ!
「自分で見つけ出す方法よりも、具体的なポイントが知りたい!」
そんな方は、後悔しない家づくり をご覧ください。
お部屋ごとに具体的に、後悔しないポイントをまとめてあります。
家づくりで後悔しないために大切な3つのこと
家づくりで後悔しないために大切なことは、次の3つです。
- 全力で情報収集
- 暮らしをイメージ
- しっかり伝える
1 全力で情報収集
家づくりで後悔しないために、全力で情報収集 しましょう。
今やインターネットやSNSで検索したり、本を買ったりすれば、情報が簡単に手に入りますよね。
自分の手でたくさん調べて、とにかく情報を集めましょう!
- 個人のブログを見る
- YouTubeを見る
- Instagramを見る
- 本を読む
- 企業のサイト(ブログ)を見る
- 住宅会社のカタログを読む
いろんなメディアから情報を集めると、どの情報を信じたらいいのかだんだんと見えてきます。
情報の質は、見るメディアによって少しずつ違います。
だから、いろいろなメディアをまんべんなく調べていくのがおすすめです。
メディア | 特徴 |
---|---|
個人のブログ | ・ユーザー目線の詳しい情報が得られる |
YouTube | ・具体的なイメージづくりがしやすい ・専門家による発信が勉強になる |
・おしゃれなインテリアを知れる ・ユーザー目線の情報が得られる | |
本 | ・専門的な知識を学べる ・体系的に深く学べる |
企業サイト | ・家づくりに役立つ基本的な知識が得られる |
住宅カタログ | ・大きな写真でイメージがつくれる ・メーカーの比較ができる ・家づくりに役立つ基本的な知識が得られる |
上記のものはすべて無料なので、とりあえず全部目を通しておくのがイメージ作りには本当に大切です。
▼ 住宅カタログの無料請求はこちらがいいですよ。
調べる中で、イメージが具体的になっていく
調べていく中で、「こんな家を建てたい」という自分の理想がだんだんとできてきます。
キッチンを考えるのを例にすると、次のような感じ。
キッチンの設備を調べていく中で、「こんなふうにしたい」という思いが具体的になってきます。
「便利な水栓がある」という情報を知っているからこそ、考えていけるので、やっぱり情報収集は大切。
もしも、あまり調べずに「これでいいや」と決めてしまったら、
- こんなに便利なものが、他にあるなんて知らなった…
- こんなふうになるなんて知らなった…
と後になってから失敗したことに気づくことになります。
後悔をなくすには、情報を集めることが鍵だね!
2 イメージする
二つ目は、「イメージする」です。
家づくりで後悔しないためには、間取り図を見ながら生活している自分をイメージすることが大切。
生活動線を考えて、生活のイメージを入念にしておくのは欠かせない!
ここで注意したいのが、
高さや大きさもイメージすること。
高さや大きさは、間取り図を見ているだけだと、見落としがちです。
- 窓の高さ・大きさはどのくらいか
- 窓に家具がかかっていないか
- キッチンの高さはどのくらいか
- 棚の高さはどのくらいか
- 収納量はどのくらいか
- 天井の高さはどのくらいか
- 家具を置いたら天井までの隙間はどのくらいか など
見落とさないためには、家の立体図(パース)をつくるのが効果的です。
メーカーや工務店で描いてくれる場合があるので、一度聞いてみましょう。
描いてくれない場合や、別途費用を請求される場合におすすめなのが、「3Dマイホームデザイナー」です。
これのおかげで、本物に近いイメージが家が建つ前にできたよ!
3 伝わらないつもりで伝える
三つ目は、しっかり伝えること。
家づくりの要望を伝える相手は、基本的には営業を担当する方で、設計する人・家をつくる人は、みんな別の人です。
自分は要望を伝えたつもりでも、つくってくれる人にしっかり伝わっているとは限りません。
「思っていた通りにならなかった…」と後悔しないために、しっかり伝えるのがすごく大切。
伝えるときには、以下のポイントを意識して伝えましょう!
- 次の打合せまでに、事前に考えておく
- 口頭だけで伝えず、要望を書いたメモを渡す
- 要望が伝わっているか、伝えたことをメモしておき確認する
- 建築中の家に行き、要望が反映されているか確認する
まとめると要望が伝わっているかを、しつこいくらい確認するということです。
家づくりは、考えることが多すぎて、自分が何を伝えたのかもだんだん分からなくなってくるので・・
忘れるつもりで、メモは絶対した方がいいよ!
わたしは建設中の家を見に行ったとき、要望と違うポールがついていたことがありました。
焦って連絡したら無償で取り替えてもらえましたが、気づくのが遅れたらお金がかかったかもしれないですよね。
伝わらないと思っておいて、自分自身で確認するのが後悔を減らすためには大事です!
まとめ:家づくりで後悔しないために
この記事では家づくりで後悔しないために大切な3つのことを解説しました。
1 全力で情報収集
2 暮らしをイメージ(縦・奥行き)
3 しっかり伝える
家づくりは生まれて初めての経験だから、失敗するのは当たり前です。
とはいえ、絶対に後悔したくない…!だからこそ、次の3つを大切にしながら家づくりをしていってくださいね。
- 自分が納得いくまで調べる。
- 自分が実際に生活しているイメージを十分にする。
- どんな家にしたいかをしっかりと伝える。
頑張った先には、すばらしいマイホーム生活が待っています。
一生に一度きりの家づくりを後悔のないものにしていこう!