- どんな書斎にしたらいいか悩んでいる
- 整っていて集中できる書斎をつくりたい
書斎をつくると決めたとき、どんな書斎にしようか悩みますよね。
書斎をつくるにあたって、私は10時間以上は悩んだ。笑
悩んだかいあって、満足いく書斎をつくることができたので、その方法をお伝えします!
この記事では、次の3つをテーマにした書斎の作り方を解説します。
この記事を読めば、あなたが満足いく書斎をつくるための、ヒントが得られるはずです。
集中できる書斎にする方法
読書したり、勉強したり、仕事したりする書斎で、「集中できること」は大事ですよね。
まずは、集中できる書斎づくりについて解説していくよ
集中できるようにするためのポイントは、次の3つ。
- 利き手の反対側に窓
- 背中側に空間をつくらない
- 部屋のドアが見えるように
利き手の反対側に窓
まずは窓の位置について。
集中しやすい窓の位置は、
「利き手の反対側」です。
窓が利き手と反対側にあれば、日の光が手に当たっても書いている文字が影で隠れません。
逆に利き手側に窓があると、書いている文字が陰で隠れます。
「手の影が邪魔で文字が書きにくい…」そんな経験ありますよね。
作業をする上で、手元が明るいことは大切。
影で手元が見えにくいと、余計なストレスがかかるので、窓の位置に気をつけましょう!
夜に書斎をつかう場合もあるので、「照明の位置」も利き手と反対側から照らすようにするのがおすすめ!
背中側に空間をつくらない
集中するためには、
「自分の後ろに空間を作らない」のも重要。
背中側に空間が広がっていると、何となく後ろが気になってしまい集中力が落ちてしまいます。↓
後ろに人の気配を感じると、振り返っちゃうよね。空間があると、誰もいなくてもちょっとそわそしちゃうんだね。
集中力を落とさないためには、背中側には壁があるような配置にするのがベストです。
スペースの関係で机を壁付けする場合が多いですが、「集中しやすいか」という観点ではNG!
机は壁を背にするような位置に配置しましょう。
わが家は奥に細長い形の書斎にして、椅子の後ろは壁になるようにしたよ!
部屋のドアが見えるように
集中力を高めるために、部屋のドアが見えるように机を配置しましょう。
ドアが見えていないと、「誰かが入ってくるかも…」と気になってしまい集中力が落ちてしまいます。
ドアが正面にあれば、精神的に安心できるので作業に集中できます。
わが家はデスクの横にドアがあります。(間取りの関係で、正面にはできませんでした…)
デスクから見える側にドアを設置するのが難しければ、デスクの横にドアという選択もよさそうですね。
背後にドアがあるのと比べれば、横のほうが集中できる。ただし集中力を最大限高めるためには、ドアは正面。
集中力を高める書斎にする方法
- 利き手の反対側に窓
- 背中側に空間をつくらない
- 部屋のドアが見えるように
すっきりとした書斎にする方法
次に、すっきりとした書斎にするためのポイントを解説します。
ポイントは次の3点。
- デスク下に棚をおく
- デスクにコードを通す穴をつける
- コンセント位置はデスク下
デスク下に棚をおく
1つ目が、「デスク下に棚を設置する」
デスク周りは、配線が多くてどうしてもごちゃごちゃしがち。
わが家は、配線をすっきり収納できるように、デスク下に棚を造作してもらいました。
コード類を隠すには、配線ボックスをつかうのもいいですが、
ルーターやモデムといったインターネット関連の機器も置くとなると、大きなスペースが必要になります。
棚があれば、一括で見えないところに収納できるから、机周りがすっきりしますよ。
周辺機器はだんだんと増えてくることを考えると、机の下に棚を設置して収納すれば、机上がすっきりするよ。
デスクにコードを通すための穴をつける
デスクにPCやスタンドライト、モニターを置く場合、避けては通れないのが電源コードの問題。
コード類がごちゃごちゃしているのは、見栄えが悪い……。
なので、コード類はデスク下にいくように、デスクに配線用の穴をつけましょう。
わが家は完成した造作デスクに、横10㎝縦3㎝の穴を開けてもらいました。
コードはすべてここを通ってデスク下にいくので、机の上がすっきり♩
コンセントの位置はデスク下
デスクの下へ通したコードをさすため、コンセントをデスク下に設置しましょう。
こうすることで、見栄えが悪いコード類が目の届かない場所に収納できて、机上がすっきりします。
配線がごちゃごちゃせず、すっきりしているのは、とても気持ちがいいので、念入りな配線計画をしてね!
集中力を高める書斎にする方法
- 利き手の反対側に窓
- 背中側に空間をつくらない
- 部屋のドアが見えるように
あなたが使いやすい書斎にする方法
自分にとって使いやすい書斎にするために、わが家では次の5つを工夫しました。
- 身長に合わせたデスクの高さ
- 用途に合わせたデスクの奥行き
- キャスターでも傷つかない床
- サイドテーブル
- 大容量の本棚
身長に合わせたデスクの高さ
デスクは、自分の身長に合った高さを選びましょう。
一般的なデスクは床から70cmの高さ。
でもこの高さが、誰にでも合う高さではない。
デスクの高さがあっていないと、肩こりや腰痛の原因にもなりかねません……。
自分に合う高さって何㎝?
以下の表は、身長ごとの最適なデスクの高さです。
身長 | 最適な高さ(書くとき) | 最適な高さ(キーボード作業) |
---|---|---|
150㎝ | 63㎝ | 61㎝ |
155㎝ | 65㎝ | 63㎝ |
160㎝ | 67㎝ | 65㎝ |
165㎝ | 69㎝ | 67㎝ |
170㎝ | 72㎝ | 70㎝ |
175㎝ | 74㎝ | 72㎝ |
180㎝ | 76㎝ | 74㎝ |
185㎝ | 78㎝ | 76㎝ |
わたしは、身長が178㎝でキーボードを使うけど、少し高めの75㎝にしたよ!
PCでキーボードを打つ場合は、キーボードの厚さ分だけ下げるとよいです。(表では-2㎝下げてます)
この数値はあくまで目安。
体型によっても最適な高さは変わってくるので、お店で実際に試してみて、自分にちょうどいい高さを知っておきましょう。
用途に合わせたデスクの奥行き
使いやすくするためには、デスクの奥行きも重要。
奥行きが十分にあれば、その分だけ作業効率が上がります。
ただし、スペースが必要になるので、部屋の大きさとのバランスを考えながら、最適な奥行きを決めていきましょう。
奥行きの長さによっての使い勝手は以下のとおり。
デスクの奥行き | メリット | デメリット |
---|---|---|
45㎝以下 | 省スペース ノートPCのみならいける | 椅子が入らない 資料を広げるなら狭い |
50~55㎝ | iMacなどの薄型のデスクトップなら十分の広さ | デスクトップPCをおくと少し狭い |
60~70㎝ | 【一般的なサイズ】 デスクトップPCを置くのにちょうどいい 複数ディスプレイもしやすい | 後ろに十分なスペースが必要 |
75㎝以上 | モニターとの距離がとれるので目に優し 資料を広げて作業できる | 後ろに十分なスペースが必要 |
わが家は、奥行きを55㎝にしました。
使っているiMacが薄いからか、奥行きが足りなかったと感じたことは一度もないです。
奥行きを小さくし過ぎると、椅子を入れるスペースや座ったときに足を入れるスペースががなくなるので注意!
キャスターでも傷つかない床
長時間の座りやすさを考えると、書斎の椅子はキャスター付きがベスト。
とはいえ、キャスター付きって床を傷つけてしまわないか心配ですよね。
傷防止のフロアマットも売っていますが、わざわざ敷くのもいまいち・・・
そんなときは、フロアタイルがおすすめ
フロアタイルなら、椅子のキャスターを激しく動かしても、ボールペンの先でひっかいても、傷一つつきません。
キャスターをそ~っと動かしたり、滑りの悪いマットをしいたりするのはストレスですよね…!
フロアタイルはその問題をまるごと解決してくれるので、本当におすすめですよ。
傷つきが心配…という一つのストレスがなくなる!
サイドテーブル
机は広ければ広いほど、書類を広げて作業ができるので、効率が上がります。
でも横に長い机は、自分が動かないといけないのでいまいち・・・
「サイドテーブル」があれば、動く距離を増やさずに、作業スペースを広げることができます。
- 作業のメインではないんだけど、ちょっとそばに置いておきたい
- 片づけると忘れそうだけど、近くに置いておくのは邪魔
こんなときサイドテーブルが便利です。
わが家のサイドテーブルの奥行きは30㎝。サイドテーブルへのあこがれがあって迷わずつけてもらったよ♩
大容量の本棚
書斎の大きい本棚にあこがれていたので、本棚は大きめにしました。
今後、電子書籍が一般化して、紙の本がなくなっていくかも・・・
という思いがよぎりましたが、本は紙でこそ良さがある!派なので、本棚は迷わず大きくしました。
あなたが使いやすい書斎にする方法
- 身長に合わせたデスクの高さ
- 用途に合わせたデスクの奥行き
- キャスターでも傷つかない床
- サイドテーブル
- 大容量の本棚
まとめ:工夫してよりよい書斎にしよう
この記事では、
- 作業に集中できる
- すっきりとしている
- あなた自身が使いやすい
そんな書斎をつくるための方法を紹介しました。
それぞれの具体的な方法は以下のとおり。
集中力を高める書斎にする方法
- 利き手の反対側に窓
- 背中側に空間をつくらない
- 部屋のドアが見えるように
集中力を高める書斎にする方法
- 利き手の反対側に窓
- 背中側に空間をつくらない
- 部屋のドアが見えるように
あなたが使いやすい書斎にする方法
- 身長に合わせたデスクの高さ
- 用途に合わせたデスクの奥行き
- キャスターでも傷つかない床
- サイドテーブル
- 大容量の本棚
- 家でPCを使って、作業することがある
- 読書が好き
こんな方は、絶対に書斎をつくることをおすすめします。
一度手にしてしまったら、書斎のある生活はもう手放せなくなりますよ。
この記事で紹介した方法を参考に、よりよい書斎づくりをしてくださいね!