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新築の床材どれがいい?選び方とわが家が選んだポイントを解説

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この記事はこんなあなたにおすすめ
  • どんな床材があるのか知りたい
  • それそれの床材のメリット・デメリットを知りたい
  • 床材選びで迷っている

床材は、種類もデザインも機能まで、いろんな違いがあるので迷ってしまいますよね。

写真やサンプルを見ても色合いや風合いが分かりずらく、選ぶのが特に難しいのが床材。

床材選びで失敗しないことは、あなたが快適な暮らしをする上でとても大切です。

なぜなら床は、家にいる間ずっと体がふれ続ける場所だから。

くるみ

わが家は、企業に電話したり、気になる床材をつかっている人にDMで感想を聞いたりして、納得いくまで調べて決めたよ。大変だったけど、おかげで満足いく選択ができた!

この記事では、次のことについて解説しています。

この記事を読めば、

見た目デザインはもちろんのこと、機能性にも目を向けて、自分にぴったりの床材を選べるようになります。

あき

床はそう簡単には変えられるものじゃないから、失敗したくないよね…

くるみ

床材選びで後悔しないコツがあるから、参考にしてみてね!

目次

わが家が選んだ床材はこれ!

この記事で紹介する方法をつかって、悩みに悩んだ末に決めた、わが家の床材がこちら。

予算・色合い・機能性といろいろ考えながら床材を選びました。

わがやの床材については、のちほどわが家が床材でこだわったポイントで詳しく解説しています!

くるみ

後悔しない床材の選び方を詳しく解説していくよ!

後悔しない床材の選び方│3つのポイント

床材選びで失敗しないための、3つのポイントは次のとおり。

  1. どんな床材があるのか知る
  2. 用途に合わせて、最適な床材を選ぶ
  3. イメージづくりのため、リサーチをたくさんする

【床材の種類】どんな床材があるのか知ろう!

まずは基本的な床材の種類を知るところが大切。

それぞれの床材のメリット・デメリットを確認しておきましょう!

フローリング

フローリングには大きく分けて2種類あります。

  1. 無垢フローリング
  2. 複合フローリング

二つの違いを簡単にいうと、

無垢フローリング

  • 一枚の木でできている(一枚板)

複合フローリング

  • 複数の木を合わせている(合板)

無垢フローリングとは

無垢フローリングとは、天然の木材から切り出された一枚板をつかったフローリング。

メリット
デメリット
  • 質感・肌ざわりがいい
  • 断熱性能・保温性能が高い
  • 時間とともに少しずつ変化し、味が出る
  • 価格が高い
  • 傷がつきやすい
  • 木の大きさや形が変わる
  • 水に弱い

無垢フローリングの肌ざわりは、すべすべしていて気持ちいいです。

本物の自然な質感こそ、無垢フローリングの醍醐味。

くるみ

まだ触ったことがないなら、ぜひ一度触ってみて!

無垢フローリングは、本物の木でできているため、よくも悪くも時間とともに変化していきます。

温度や湿度によって、伸びたり膨らんだり反ったりします。それを味わいととるか、劣化ととるかはその人次第。

無垢フローリングを採用している人たちの間でよく言われる難点は、次の2点。

無垢フローリングの難点
  • 木の変形で、フローリングのつなぎ目に隙間ができ、ほこりがたまるので掃除が大変
  • 水分は天敵で、すぐにふき取って乾拭きをするのが手間

複合フローリングとは

複合フローリングとは、何層にもなった板の表面に、天然の木材や木目調のシートを貼ったフローリング。

メリット
デメリット
  • 無垢より安い
  • 形が変わらず安定している
  • デザイン豊富
  • 防音・抗菌・高アレルゲンなどの機能が付いたものもある
  • 本物の木の質感はない
  • 無垢のような吸湿性能はない
  • 歩いたとき固く感じる

複合フローリングは、無垢に比べて安価です。

そして経年による変化が少なく、メンテナンスの手間も少ない

デザインが豊富で、いろいろな機能がついたものもあります。

くるみ

複合フローリングの性能は、どんどん進化してる。でも質感は無垢には及ばない

複合フローリングは「突き板」と「挽き板」の2種類

複合フローリングは、

  1. 突き板
  2. 挽き板

の2種類があります。

あき

複合フローリングの中でも、突き板・挽き板と2種類に分かれる。

「挽き板」の方がはられている木材が厚く、無垢フローリングに近い板材です。

無垢材に近い分、挽き板の方が価格も高い。

突き板
  • 薄い化粧材が合わさっている板
  • 安価
挽き板
  • 2㎜の無垢材が表面にはられた板
  • 高価
あき

挽き板って、無垢と複合のいいとこ取りができてよさそうだよね!

くるみ

そうなんだけど、挽き板は合板なのに無垢と変わらないくらい高額なんだよね・・・。そのお金を出すなら、無垢にした方がいいと思うかも。

フロアタイル

フロアタイルは、適度な固さが特徴の床用タイルです。

価格は、突き板の複合フローリングと同程度くらい。

メリット
デメリット
  • 耐久性が高く傷に強い
  • 水・汚れに強い
  • デザイン豊富
  • 熱に弱い
  • クッション性はなく固く感じる可能性あり

フロアタイルは、なんといっても耐久性が自慢。

水や汚れもはじくので、掃除がラクです。

傷にも強く、キャスター付きのイスをがらがら動かしても、重たい家具をぎーっとひきずっても、無傷。

ただ塩化ビニールでできているため、熱湯をこぼしたりアイロンを置いたりしたら溶けてしまう場合があります。

くるみ

熱湯の扱いは気をつけよう

クッションフロア

クッション材が入ったやわらかい床材。

表面はプリントされていて、木目調・レンガ調・タイル調とデザインのバリエーションが豊富です。

メリット
デメリット
  • 価格が安い
  • クッション性があってやわらかい
  • 水・汚れに強い
  • デザインが豊富
  • 重たいものを置いたら跡がつく
  • 傷がつくと目立つ
  • 質感がビニールっぽい
  • 熱に弱い

クッションフロアはフローリングやフロアタイルに比べると、圧倒的に安い

また、フロアタイルと同じく水や汚れに強い床材といえます。

しかし重たいものでへこんだり、傷つきやすい難点があります。

あき

わが家も木でできたおもちゃを落として、少し傷がついてしまいました…

特有の気持ちよい肌ざわりがある畳です。

和室はもちろん、最近では琉球畳といってモダンな雰囲気の畳もあります。

メリット
デメリット
  • 畳特有の肌さわりで気持ちいい
  • クッション性が高い
  • 温度を調整する作用があり、夏すずしくて冬あたたかい
  • 掃除やメンテナンスが大変
  • 虫がわく可能性がある
  • カビやダニが繁殖する可能性がある

畳は、クッション性が高く、くつろぐための空間に向いています。

小上がり畳のスペースをつくると、区切られたくつろぎ空間に。子どもの遊びのスペースとしてもよいですよ。

メンテナンスが大変という問題はありますが、

最近では、ダニやカビが発生しにくい健康畳や防カビ仕様の畳も出ています。

カーペット

ナイロン・ウールなどの繊維をつかった床材。

メリット
デメリット
  • 冬でも温かい
  • クッション性が高い
  • 音がなりにくい
  • 水ぶきができない
  • ほこりが絡みやすい
  • ダニが繁殖しやすい

カーペットは冬でもひんやりしにくく温かいです。

しかし、掃除の手間が多いというデメリットがあるので、こまめに掃除機をかけることが必要。

あき

いろんな床材の中から、どの場所に何を選んでいくかがポイントだね!

くるみ

自分はどんな生活をするのかで、合う床材も変わってくる!自分の暮らしをイメージしながら床材を選んでいくよ!

用途に合わせて最適な床材を選ぼう!

それぞれの床材の特徴を生かして、用途に合わせて床材を使い分けましょう。

床材の特徴に合わせて向いている部屋の例を考えてみました。以下の表のとおりです。

スクロールできます
床材向いている部屋の例水や汚れやわらかさ価格
フローリングリビングつくものによる固め
フロアタイルキッチン
ダイニング
洗面脱衣所
トイレ
ほぼつかない強い固い
クッションフロアキッチン
ダイニング
洗面脱衣所
トイレ
つきやすい強いやわらかい
子どもの遊び場
くつろぎスペース
和室
つく弱いやわらかい
カーペット(寝室)つきにくい弱いやわらかい
あき

得意なところも苦手なところもあるから、選ぶのが難しいね。

くるみ

例えばこんなふうに考えていくといいよ!

床材はこんなふうに選んでいこう!
ダイニングは椅子を引きずって、床が傷つくかもしれないなら
  • 傷に強いフロアタイルを選ぶ!
脱衣所は水や汚れがつきやすいかもしれないなら
  • フロアタイルクッションフロアを選ぶ!

その部屋の使い方に合わせて床材を選ぶことで、

  • 手入れのしやすさ
  • 長持ちさせられるか
  • 生活のしやすさ

が変わってきます。

あなたの好みやライフスタイルに合わせて、最適な床材を選びましょう。

くるみ

床材のメリット・デメリットを、しっかり確認しておくのが大切だね

イメージづくりのために情報を集めよう

リビングの全体

床材のメリット・デメリットを知り、どんな場所にどの床材を使えばいいか決まったら、

いよいよ具体的にどれを選ぶか決めていきましょう。

あき

サンプルは小さいから、あんまりイメージができないんだよね…

くるみ

わかるわかる。だからこそ、インスタなどで実際に使っている人の意見を知るのがとっても大事!

「床材のサンプルでは、なかなか実物のイメージができない…」「企業のカタログも色合いがちょっと違う気がする…」

そんなふうに思ったら、Instagramで実際に使用している人の写真を、複数見て検討するのがおすすめ。

写真は光の入り方やその他のインテリアの色でも見え方が変わってきます。

くるみ

だからこそ、複数見るのが大切!

床材を検討するために、おすすめの情報を集める3ステップがこちら。

床材の情報を集める3ステップ
STEP
気に入った家の写真をかたっぱしに保存

まずは好きな感じの写真をたくさん保存していきましょう!

STEP
保存した写真を見比べ共通点を分析

次に、保存した写真から、自分がどんな感じの床が好みなのか共通点を探します

STEP
好みの床材の品番タグで検索

好みの床材が見つかったら、品番で検索して、その床材のいろんな写真を見て決める

くるみ

床材は板一枚ごとに色味が違うものもあって、イメージが本当に難しい。だから、複数の写真を見比べるのがすごく大事だよ。

わが家が床材でこだわったポイント

わが家の床材まとめ

ここまで紹介してきた方法で、わが家は床材を選びました。

わが家がこだわったポイントは次の3つ。

  1. 見た目が最重要
  2. 手入れの手間をなくす
  3. 傷やよごれに神経質にならなくていい

見た目が最重要

なんだかんだ言っても、床材で優先したことは「見た目」。

くるみ

見た目が好きなものでしぼって、予算の範囲で選んでいったよ。

メインのフローリング

リビングのフローリングは、次のポイントで探しました。

  • 一枚一枚の板の模様が細かい
  • 白っぽい木目の出方
  • 一枚の幅が太目

「ライブナチュラルプレミアムモーメント ブラン」が、わが家の希望にぴったりで憧れの床材だったのですが、こちらは挽き板で、予算オーバー・・・。

似ているものがないかと探したところ、見つけたのがこちら!↓

当時新作だったので施工例がなく、HPを見たり本社に問い合わせたりして決めました。

見た目以外にも、

  • ワックスフリーでメンテナンスが楽
  • 薄いですが、木が貼られているので、質感がいい

という点でも、わが家に合った選択ができたと思っています。

玄関~キッチン~水回りのフロアタイル

フロアタイルは石のような柄で高級感のあるものがいいなと思っていたので、こちらを選びました。

くるみ

つやと立体感があって、上品な雰囲気にしてくれています。

手入れの手間をなくす

2つ目のポイントが「手入れの手間をなくす」こと。

わが家は小さい子どもがいるので、ごはん後のテーブル下は、いつも食べこぼしで大変…

なのでダイニング下はフロアタイルにして、食べこぼしが落ちても掃除しやすいようにしています。

ダイニングのほかにも、水・汚れがつきやすい場所には、同じフロアタイルを選びました。

同じフロアタイルをつかったところ
  • キッチン
  • 洗面所
  • 脱衣所
  • 玄関
あき

同じ床材をつかえば、見切り材をつける必要がなくなるよ!

水回りはたいてい、クッションフロア・フロアタイルの2択になりますが、

  • キッチン
  • ダイニング
  • 玄関も、フロアタイルがおすすめです。

とくに子育て中の家は、子どもが水をこぼしたり、床がべたべたになったりは日常茶飯事。

汚れが落ちやすいフロアタイルが本当に便利ですよ。

くるみ

フロアタイルって冷たくない?と心配でしたが、問題なかったよ。むしろフローリングより温かく感じるかも。

傷や汚れに神経質にならなくていい

大切なマイホームは、少しの傷でもついたら嫌なので、神経質になってしまいます。

椅子の足にカバーをつけたり、子どもがおもちゃを引きずるのを注意したり…。

それがいやだったので、「傷や汚れに神経質にならなくていい」というのも、床材を選ぶ際のポイントでした。

ダイニング・書斎はフロアタイル

ダイニングは、毎日イスを引いたり押したり、書斎はキャスター付きのイスでごろごろします。

床に傷がついていないか気にしながら使うのがイヤだったので、どちらもフロアタイルを選びました。

ダイニング側から見たパントリー

ダイニングのフロアタイル

書斎のフロアタイル

あき

フロアタイルなら、ダイニングチェアを思いっきり引きずっても、イスのキャスターで激しく動いてもキズ一つつかないよ!

くるみ

賃貸のときは、キズがついてないかいつも気にしていたよね。フロアタイルのおかげで、その心配がなくなったのが嬉しい。

その他のわが家の床材

クッションフロア

ヘリンボーンにどうしても憧れがあったので、小上がりスペースにヘリンボーン柄のクッションフロアを採用しました。

くるみ

本物のヘリンボーンは、ものすごく高いのよね・・・

クッションフロアは少しやわらかさがあるので、子どもが遊びやすいと思い選びました。

ただし、クッションフロアは「傷がつきやすい」ので、子どもの遊び場に使うのは注意が必要でした。

わが家は、残念ながらもうすでに少し傷ついています…。

くるみ

覚悟はしていたけど、やっぱりショック…!

2階のトイレも、クッションフロアです。

タイルっぽいデザインを選びました。

1階トイレはフロアタイルですが、2階はクッションフロアにして、少しコストカット。

2階フローリング

2階は1階と似た雰囲気で、少し安価なフローリングを選びました。

2階の寝室・子ども部屋は同じ床材にして、見切り材なしにしています。

くるみ

見切り材がなくなると、すっきりするし統一感が出るから、できるだけなしにするのがおすすめだよー!

まとめ:それぞれの床材の特徴を把握して、あなたにぴったりの床材を選ぼう

床材は種類によって特徴が違います。

あなたの生活をイメージする中で、どんな床材を使うのがベストか考えて決めるのが大切。

くるみ

床材の満足度は、生活の満足度に直結するといっても過言ではない!

この記事では以下のことを紹介しました。

悩んで決めたフローリングは、やっぱり満足度が高いですし、フロアタイルは汚れがきれいに落ちるたびに感動します!

ぜひあなたも、この記事で紹介した方法を参考に、後悔のない床材選びをしてください。

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