- おしゃれな家にしたいけど、どうしたらいいのか分からない
- おしゃれな家に憧れるけど、自分にはセンスがない
おしゃれにしたいけど、センスないし、難しいんだろうな〜
大丈夫!センスがなくても、おしゃれにできるんだよ♩
「おしゃれはもって生まれた才能だから、自分には到底できっこない…」
このように思っているなら、それは違います!
たとえセンスがなくても、家はおしゃれにできる
知識さえ身につければ、誰でもおしゃれにできるんです。
この記事では、おしゃれな家にするコツを5つ解説します。
これから紹介する5つのテクニックを使えば、おしゃれにぐっと近づく!
おしゃれな家にするコツ5選
おしゃれな家にするためのコツは次の5つ。
- 配色を「70:25:5」にする
- 巾木を薄くする・窓枠を薄くする
- 換気扇・コンセントの色と位置を考える
- 照明をこだわる
- おしゃれなものにたくさん触れる
一つずつ解説していくね!
①配色を「70:25:5」にする
コツの一つ目は、「配色を70:25:5」にすること。
インテリアの色を大きく3つに決めて、色の比率をこの数字に合わせると、バランスのいい配色に仕上がります。
「70:25:5」は、デザイナー界隈では有名な配色の法則です。
配色の黄金比率と呼ばれていて、いろんなもののデザインに使われているよ!
この法則にしたがって、家具や小物の配色を決めていけば、色のバランスがとれたインテリアにできます。
それぞれの数字を詳しくいこう!
ベースカラーは70%
まずは家全体のベースとなる色。いわゆるベースカラーです。
ベースカラーは、全体の70%。
部屋の大きな部分を占める、
- 天井
- 壁
- 床
の色です。
つまりはその部屋につかう壁紙の色がベースカラーになります。
家全体のカラーイメージの基礎を作る色で、この後で紹介するメインカラーを際立たせてくれます。
壁と床は同じ色にしなきゃいけないの?と思うけど、そこは揃えなくても大丈夫だよ!
床の木の色や植物は、どの色ともなじむから、ベースカラーとは別で考えて大丈夫だよ
- 壁紙を白
- 床材を茶色
にすると2色になりますが、どちらも合わせてベースカラーと考えてOK!
メインカラーは25%
次に家のメインとなる色。メインカラーです。
メインカラーをつかう比率は、全体の25%。
メインカラーは、
- ソファ
- カーテン
- ラグ
- 大きな家具
といった大きな家具に配色すると、大体25%くらいになります。
メインカラーが家の印象を決める色なので、
こういった大きな家具の色を同系色にすれば、インテリアに統一感が生まれ、洗練された空間にできます。
ソファもカーテンもラグも色を揃えたほうがいいんだね
いろんな色を使ってバランスを整えるのは難しい。だから自信がないときは、色を使いすぎないのがポイントだよ!
アクセントカラーは5%
最後にアクセントとなる色。アクセントカラーです。
全体の5%にアクセント(差し色)をいれることで、メインカラーを引き立ててくれます。
ファッションの話でも「靴下やアクセサリーで差し色を入れる」とよく聞きますよね。
インテリアの場合は、
- 照明
- 壁掛けアイテム
- 雑貨
- クッション
こういった小物にアクセントカラーを使って、部屋の各所にちりばめると効果的です。
アクセントカラーは何色をつかう?
アクセントカラーは何色がいいかな?
アクセントカラーは
- 重厚感がある濃いめの色
- 鮮やかな明るい色
をつかうと、コントラストが生まれて強いアクセントがつきます。
補色といって、反対の色をつかうと、アクセント付けには効果的と言われています。
メインカラーが青なら、アクセントカラーはオレンジをつかうと際立つ!
最近はあまりアクセントをつけすぎないのが流行ってるよ。好みに応じて決めてみてね!
- 濃淡の違いや同型の色は一色と考えてOK
- 配色の比率は多少は増減してOK
- 3色以上になってもいいが、色の使い過ぎはごちゃごちゃの元。
- 色だけでなく素材もそろえると、さらに統一感が増す
わが家の配色
参考までにわが家の配色をご紹介します。
わが家のカラーコーディネートはこんな感じです。
- ベースカラー【70%】
-
多くの部分をしめる壁や床は、くすんだホワイト
- メインカラー【25%】
-
ソファ、キッチンのカップボード、カーテンは、 グレーやグレージュ
- アクセントカラー【5%】
-
ペンダントライトや小物で、ゴールド (今後もう少し増やしていく予定)
わたしがいろいろなお家を見てきた中で、すてきだなと思った配色はこんな感じ。↓
カラーコーディネートをいろいろ試すなら、マイホームデザイナーが便利だよ♩
どんな配色がいいかいろいろ試してみたいなら、「3Dマイホームデザイナー」がおすすめです。
こちらの記事でくわしく紹介しています。
② 巾木を薄くする ・ 窓枠(下枠)を薄くする
おしゃれにする方法の2つ目は、
「巾木を小さくする・窓枠(下枠)を薄くする」です。
巾木を薄くする
巾木(はばき)とは、壁と床材の間に付いている木のこと。
一度は見たことありますよね。
この巾木、実は次のような役割があります。
- ①壁と床の隙間を埋める
-
壁と床の間には小さな隙間を埋める
- ②壁を守る
-
モップや足がぶつかって、壁が傷つくのを防ぐ
上の役割のとおり、巾木はあった方がいいものですが、ちょっと野暮ったい印象も。
そこで、巾木をおしゃれにし変えましょう。
その方法が、
巾木の厚さ・色を変える
下の写真は、わが家の巾木です。
通常よりうすい5cmで、色は壁と同色の白!
巾木を薄くして色を壁とそろえると、目立ちにくく、すっきりした印象にできますよ。
書斎はダークグレーのフロアタイルに、グレーの壁紙なので、巾木は濃いグレーを選びました。↓
木の色を使わないで、スタイリッシュな感じにできたよ!
- 巾木の厚さ
-
すっきりした印象にするために薄くする。
- 巾木の色
-
家全体のまとまりを出すために、壁と同色にする。
窓枠を薄くする
窓枠とは、窓の下にある板のこと。こちらも薄くできます。
薄くすると、スタイリッシュですっきりとした印象になりますよね。
わが家の窓枠はすべて、1㎝です。
色は壁紙とそろえることで、またまたスッキリ感を出しています。
巾木も窓枠も薄めがすっきりおしゃれ♩
③換気扇・コンセントの色と位置を考える
おしゃれにするコツ3つ目は、「換気扇・コンセントの色と位置を考える」こと。
間取り図を見ているだけでは、見落としがちな換気扇とコンセント。
この2つを目立ちにくい位置・色にしておくのが大切です。
換気扇・コンセントの位置
まずは位置。
換気扇とコンセントは目立ってしまうと、あまりよくありません。
とはいえ暮らしの快適さを考えならば、必要な場所につけなくてはならないですよね。
利便性を考慮しながら、できるだけ目のつきにくいところにつけるようにしましょう。
書斎のコンセントはデスク下
子ども部屋の換気扇はオープンクローゼットの中
換気扇・コンセントの色
つぎに色。
換気扇・コンセントと壁紙の色が合うか確認しておいてください。
一般的なものは白系の色で、白い壁紙なら目立ちにくいですが、
色がついているアクセントクロスに、白い換気扇がついていると悪目立ちしてしまうかも…。
「完成してからがっかり…」ということをなくすために、
換気扇とコンセントがついたときのイメージをもって、壁紙とのバランスを考えておくとよいですよ。
- アクセントクロスに、白い換気扇
- アクセントクロスに、白いコンセント
ちなみにコンセントは黒にもできる!書斎は黒にしたよ!
間取り図を検討するときには、
- アクセントクロスをどこに貼るか
- 換気扇・コンセントがとりつく場所はどこか
この2つをしっかり確認しておきましょう。
④照明をこだわる
4つ目のコツは、「照明にこだわる」。
照明はいろいろな種類があり、種類ごとにデザインも多種多様。
おしゃれな照明を選ぶだけで、家の雰囲気はがらりと変わります。
おしゃれにするには、照明はこだわっておきたいところです!
照明の種類
まずは照明の種類についてです。主な種類は次のとおりです。
照明の種類 | 取り付け方 |
---|---|
シーリングライト | 天井に取り付ける |
ペンダントライト | コードでぶら下げる |
ブラケットライト | 壁に付ける |
スポットライト | 壁に付ける |
ダウンライト | 天井に埋め込む |
ラインライトといって、細長いライトをつかった間接照明もおすすめ!
照明の色
照明の色にも、いくつかの種類があるので、こだわりましょう!
- 電球色 オレンジ色に近い温かみのある明かり
- 温白色 オレンジと白の中間の明かり
- 昼白色 青に近い白色のすっきりとした明かり
電球色
温白色
昼白色
昼白色や温白色などの白系の明かりは、ものが見やすいので次のような場所に向いています。
- 食材を扱うキッチン
- 顔を見る洗面所
- 洋服を着替えるウォークインクローゼット
- 読書や勉強をする子ども部屋
「屋外に近い色で見たい」「細かい作業をする」こんな場所では、昼白色・温白色が使いやすいです。
一方、電球色のようなオレンジ系の明かりは、こんな場所に向いています。
- リラックスして過ごすリビング
- 就寝前にゆっくりできる寝室
温かな光でゆったりリラックスできる場所にしたいなら、電球色が向いています。
照明の色の使い分け
同じ空間で照明の色はを統一した方が、部屋全体の統一感が出ると言われています。
とはいえ、リビング・ダイニング・キッチンなどの広い空間では、照明の色を使い分けたいですよね。
わが家はこんな感じで照明の色を選びました。↓
同じ空間にちがう色の照明をつかっても、電球色と温白色なら違和感はなかったよ!
まとめると、照明の色を決めるときには、次の2つを意識しながら決めていきましょう。
- 同じ空間での照明の色の統一感
- その場所ですることに合わせた、使いやすい照明の色
色選びで困ったら、色を変えられる機能(調色機能)付の照明を選ぶのも手だね!
⑤おしゃれなものにたくさん触れる
コツの5つ目は、「おしゃれなものにたくさん触れる」。
おしゃれな家にするためには、これが一番大切だとわたし自信の経験から思います・・・
おしゃれはセンスではなく努力。
おしゃれな家にするためには、おしゃれなものをたくさん見てまねる。
たくさん見れば、自分のおしゃれ度は確実に磨かれていきます。
実際わたしはまったくセンスないけど、周りの人からオシャレと言われる家にできたよ!
わたしが特にしたことは、次の2つ!
- おしゃれなものをたくさん見る (ブログ、Instagram、雑誌、モデルハウス、カフェなど)
- 自分がいいと思うもの・好きなものを見つけてまねる。
たくさんおしゃれなものを見ていると、自分の好きな雰囲気がどんな感じかが分かってくる。
「こんな感じの家にしたい!」という目標ができたら、似ている雰囲気の家をひたすら探して見あさりましょう!
あこがれのお家をマネして組み合わせることが、おしゃれへの近道だと思います。
まねることこそ、学ぶこと!
まとめ:おしゃれはセンスではなく、知識と努力!
この記事では、家をおしゃれにするコツ5選として、5つのポイントを紹介しました。
- 配色を「70:25:5」にする
- 巾木・窓枠を薄くする
- 換気扇・コンセントの色と位置を考える
- 照明をこだわる
- おしゃれなものにたくさん触れる
紹介した5つのコツを参考に、あなただけのおしゃれな家をつくってくださいね。
この記事があなたの家づくりの参考に少しでもなれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!