- 毎日の洗濯が面倒
- たたみ終わった洗濯物を置きっぱなしにしがち
- 家事に追われて、ゆったりした時間がとれない
洗濯作業って、ホントに面倒ですよね……。
洗濯機から取り出して、干して、収納場所に片付ける……。これが毎日だと億劫になりますよね。
今日は疲れたから明日でいいかな〜。なんて思うこともしばしば・・・
洗濯がラクになったらどんなに嬉しいことか・・・
洗濯が面倒でたまらなったわが家は、洗濯がラクになる間取りを目指し脱衣所を考えました。
その結果、毎日の洗濯にかかる時間が、賃貸のときの半分になったんです!
家が建って数ヶ月経ちましたが、洗濯がラクにできるようになった喜びをいまだにかみしめてる…
この記事では、毎日の洗濯にストレスをかかえていて、これから新築を建てるあなたに、
洗濯がラクになる脱衣所の間取りをご紹介していきます。
洗濯作業がラクになれば、毎日のストレスが解消され、自由な時間が手に入りますよ。
洗濯がラクになるおすすめの間取り
洗濯をラクにするために、わが家が採用したのが「広めの脱衣所に、クローゼットをつくる」こと。
わが家は約4帖の脱衣所(ランドリールーム)に、計1帖ほどの収納スペースをつくりました。
広めの脱衣所にクローゼットがあると、どうして洗濯がラクになるのかを解説していくよ!
結論、脱衣所にクローゼットをつくれば、洗濯作業がラクになる理由はこちら↓
- 洗濯作業が大幅に時短になる から
洗濯作業が大幅に時短になる
脱衣所にクローゼットをつくれば、洗濯作業が時短になります。
なぜなら、洗濯動線に無駄がなくなるから。
洗濯動線を考えておくのが、洗濯をラクにするコツ!
洗濯動線に無駄がなくなる
「洗濯動線」とは、一連の洗濯作業をするために体を動かす道のりのこと。
一般的な洗濯動線は、次のとおり。
- 洗濯物を取り出す
- 洗濯モノを干す
- たたむ
- 片付ける
この動線を効率的にできれば、洗濯作業が時短になります。
例えば、次の例を見てください。
- 洗濯モノを取りだす
- ぬれた洗濯モノを2階に運んで干す
- たたむ
- 子ども服を運ぶ
- 夫婦の服を運ぶ
この例は、洗濯ものをもって階段を上ったり下りたり大変そう……
これ、ぼくの実家ね。
洗濯機の場所、干す場所、しまう場所がいろんなところに散らばっていると、洗濯作業が大変です。
特に干す場所や収納場所が2階だと、
- 洗濯モノを2階に運ぶ
- 着替えのたび階段を上り下りする
という動きが必要になります。
毎日やるのは大変だし、時間も相当かかるよね……。
脱衣所を広くとってクローゼットをつくると
脱衣所にクローゼットをつくったら、洗濯動線がこのように変わります!
- 洗濯モノを取りだす
- 干す
- たたむ
- しまう
すべての作業が、脱衣所で完結!!
脱衣所だけで作業が完結すると、洗濯がラクに。
すべての作業を1歩でできる、わが家の脱衣所の間取りを紹介します。
【わが家の脱衣所】一歩しか動かない洗濯動線を紹介
わが家のランドリールームがこちら!
収納たっぷりの脱衣所
まずは、全体写真から。
左側には、可動式のハンガーポールが2段。
高さを変えられるので、将来収納するものを変えたくなっても安心です。
奥には、無印良品のスチールユニットシェルフを置いて、下着類を収納しています。
上部に夫婦、下部に子どもたちの衣類を収納。
個人ごと種類ごとに小分けして入れています。
洗濯機のすぐ後ろの位置だから、一歩で片付けできるよ
お風呂場出口の真横にあって、便利に使えるよ♩
造作のタオルストッカー
お風呂場出口横には、タオルストッカーがあります。
こちらに、フェイスタオルとビッグフェイスタオルを分けて収納。
下から見るとこんな感じ。引っぱり出すと一枚ずつ出てきます。
タオルは棚や引き出しに収納すると、取り出しやすい上の方から使ってしまいがち。
タオルストッカーなら下から使えるので、まんべんなくタオルを使えるので買い替えるときに一括でできて楽ですよ。
タオルを順番に使えるのが嬉しいポイント!
お風呂出口の真横にあるから、タオルを前もって準備する必要がなくてラクだよ♩
一歩しか動かない洗濯動線
わが家の洗濯の流れは次の通りです。
天井付のポールに、乾燥しない衣類を干す。
かける衣類は後ろにかける、たたむ衣類は引き出し収納にしまう。
子どもたちの服は左側のハンガーポールに、大人の服はとなりの洋室のウォークインクローゼットに収納。
子どもたちが大きくなったら、ここに大人の服を収納する予定。
洗濯作業が、1歩で完結するから、時短になってラクです。
洗剤の自動投入、乾燥機つきの洗濯機にするとさらにラクですよ。わが家の洗濯機↓
脱衣所クローゼットのよくある疑問に回答!
ここからよくある疑問や悩みに答えていくよ!
脱衣所クローゼットは、どのくらいスペースが必要なの?
わが家の脱衣所の収納スペースは、約1帖です。(収納ボックスやタオルストッカーのスペースも含む)
この広さで、以下の衣類を余裕をもって収納できます。
- 家族4人の下着類
- 大人の使用頻度の高い衣類
- 2人の子どもの衣類
家族の人数が多ければ、その分必要なスペースは増えます。
大人の衣類も脱衣所にすべて収納するなら、さらにスペースが必要。
どのくらいスペースが必要かは、今使っているクローゼットの大きさを測って確かめてみてくださいね。
一緒に住む家族の人数は将来変わるかもなので、必要な収納量が変わる可能性も考慮しておくとよいです。
わが子もいつか旅立つ日がくるのか…
増えることも減ることも想定しておくと、安心だよね!
家族構成の変化に対応できる収納にしておく工夫が大切。
わが家はこんな工夫をしましたよ。
- ハンガーポールを可動式にしておく
- 備え付けでない収納ボックスをつかう
- 多すぎず少なすぎない収納量にしておく
脱衣所に広いスペースをとれない。どうしたらいい?
脱衣所は小さくして、リビングとかキッチンを広くしたい気持ちもあるよね
多くの時間を過ごす場所は、リビングやキッチン。
「長い時間を過ごす部屋こそ、広々させたい」と思うのは自然なことです。
脱衣所にスペースを割くのは、もったいないかもと思いますよね。
でも考えてみて!
リビングやキッチンはもともと結構な広さがあるはず。
あと1帖増えただけでは、それほど広くなったとは感じないかもしれないです。
一方、脱衣所クローゼットの1帖分は、大きな影響があります。
もともと狭い場所はちょっと広げるだけで効果大!
他の部分を削って脱衣所を広べれば、家事がラクになり大きな満足感が得られるはず。
どうしても1帖もとれないという場合は、
- パジャマ
- 子ども服
- 下着
- タオル
などお風呂上がりにつかうものだけでも、収納できるスペースを確保しておくのがいいですよ。
季節によって使わない衣類は別のクローゼットに収納して衣替えするという方法もあるよ!
湿気は大丈夫なの?
濡れた服やお風呂の近くに、クローゼットなんてあって湿気は大丈夫かなって心配だったんだよね。
心実際に住んでみて全く問題なく使えているよ!
「洗濯物やお風呂の蒸気で、じめじめ…」
脱衣所には何となくこんなイメージがありますよね。
でも現在の戸建は高性能で、湿度の心配はほとんどいりません。
家の一部に湿気がたまらないように、全室換気されている場合がほとんど。
わが家はこの換気扇が、各部屋についています。
24時間連続で稼働して、部屋の温度を変えずに、家全体の空気をきれいにしてくれています。
お風呂のドアも最近は高性能になっていて、湿気が漏れません。
ドアを閉めておけば、脱衣所にお風呂の湿気が漏れる心配はなし。
お風呂を出たあとは、ドアを閉めてお風呂内の換気扇を回しています。
お風呂の換気扇スイッチをタイマー式にしておくと、時間になったら勝手に切れるので便利ですよ!
まとめ:洗濯を楽にして、自由な時間を手に入れよう
この記事では、洗濯を楽にする間取りとして、「脱衣所クローゼット」を紹介しました。
脱衣所にクローゼットをつくれば、洗濯動線が短くなります。
毎日の洗濯にかける時間が減れば、自由に使える時間が増えます。
もしも一日の洗濯にかかる時間が5分短くなったとしたら、1年間で30時間生まれます。
それを30年続けたら、37日分。
洗濯の動線、見直したくなるね!
間取りはあとからは変えられません。
家が建つ前に、洗濯動線をしっかり考えて、自由な時間を手に入れましょう!