- どんなカーテンをつけたらいいか迷っている
- カーテンの選び方を知りたい
カーテンは、種類が多すぎて選ぶのが難しいですよね。
とはいえ、カーテン選びは、お家の雰囲気と暮らしの満足度を決定づける重要な選択です。
わたしもカーテン選びで、ものすごく悩みました…。悩みに悩んだ末、満足いくカーテンを選ぶことができたので、参考になるはず。
この記事では、次のことを解説します。
この記事を読めば、
あなたの暮らしに合ったカーテンが分かり、カーテン選びの失敗をなくすための参考になります。
わが家が選んだカーテンは
わが家が選んだカーテンは、
- 吹き抜け部分
-
レースカーテン2枚重ね
- その他の窓
-
ロールスクリーン(書斎だけブラインドカーテン)
わが家はこんな感じでカーテンを選びました!のちほど詳しく紹介するよ!
詳細はこの後、カーテン選びのポイントで解説しています。
カーテンの種類ってどんなものがあるの?
カーテンと一口にいっても種類はさまざま。
あなたに合ったカーテンを選ぶために、まずはどんなカーテンがあるのかを知っておきましょう。
種類 | 特徴とメリット | デメリット |
---|---|---|
ドレープカーテン | 柄や生地が豊富 | |
レースカーテン | 日差しを和らげる 冷暖房効率を上げる | |
カフェカーテン | リーズナブル 可愛らしい雰囲気に | |
ロールスクリーン | フラットですっきりする 開け閉めが楽 | 両端に隙間ができやすい 閉めた状態で窓を開けると風で音がなる |
シェードカーテン | エレガントな雰囲気に | 両端に隙間ができやすい 閉めた状態で窓を開けると風で音がなる |
ブラインドカーテン | おしゃれな雰囲気 開け閉め楽 | さわると傷みやすい スラットの掃除が大変 |
ドレープカーテン
ひだがついていて厚手の生地で作られたカーテンです。
一般的に「カーテン」といって想像されるのがこのドレープカーテン。
ドレープカーテンは、ひだ(プリーツ)の数を変えることで、雰囲気が変わります。
- 3つ山ひだ
-
ゆったりした見た目になり高級感がある。生地を多くつかうので価格は高い
- 2つ山ひだ
-
既製品では一般的なひだの数。カーテンの柄が見えやすい
- フラット
-
ひだなしで、フラットな仕上がりに。柄が見えやすい。安価
ひだの数以外にも、柄や生地の種類が豊富なので、好みの雰囲気を探しやすいです。
レースカーテン
透け感がある薄手の生地で作られたカーテンです。
レースカーテンは視線をさえぎる以外にも、次の効果あり。
- 日中の日差しをやわらかくする
- 外気の暑さ寒さの影響を和らげ、冷暖房効率をあげる
選ぶときに気をつけるポイントは、
生地が厚さによって、見え方に違いがあること
厚さによっては、天気が悪い日や夕方に透けて見えるものもあるので注意が必要です。
カフェカーテン
カフェカーテンは、突っ張り棒などで手軽につけられる短めのカーテンです。
突っ張り棒ではなく、金具で壁に固定すれば高級感も出せます。
外からの視線を遮りつつおしゃれな雰囲気になりますよ。
ロールスクリーン
布をくるくると巻き上げるカーテンです。
ひだがないので、フラットですっきりとした印象になります。
注意としては、
- 両端に隙間ができやすく、スクリーンを閉めた状態で窓を開けると風で音がなること
シェードカーテン
布をたたみながら持ち上げるカーテンです。
シェードカーテンは、縫製の仕方によって雰囲気が変わります。
- プレーン
- シャープ
- バルーン
ドレープカーテンと生地を合わせやすく、両方使いがしやすい。
注意としては、以下の点があります。
- 開け閉めに時間がかかる。
- 両端に隙間ができやすい
- カーテンを閉めた状態で窓を開けると風で音がなる
ブラインドカーテン
ブラインドカーテンは、薄くて長い羽根が何枚を組み合わさっているカーテン。
角度を変えて光の入り具合を調整ができます。
視線をさえぎりつつ、光を取り入れられ、窓枠もすっきりさせられますよ。
注意としては、
- 子どもやペットが触って痕がついたり、傷んだりする場合がある
- スラット(羽のこと)のほこりの掃除が大変
縦型のブラインドカーテンである、バーチカルブラインドというカーテンもあります。
おしゃれでかっこいい雰囲気にでき、人気が高いです。
注意点は、
- 風に揺れる音がうるさい
- 洗濯できない
ハニカムスクリーン
ハチの巣のような六角形が並んだ形をしているスクリーン。
断熱・保温効果に優れていて、省エネ効果が高いカーテン。
ただし、これらの点には注意が必要です。↓
- 洗えない
- 結露が発生しやすい
- 窓枠の奥行が必要
- 子どもやペットが強くさわると跡が残る
カーテンの機能ってどんなものがあるの?
カーテンには、特別な機能がついているものがあります。
機能付きのカーテンを上手に活用すれば、家をより快適にできます。
機能 | 機能の説明 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
遮光 | 光をさえぎる(1級~3級) | 夜の仕事で日中に暗くして寝たい |
ミラーレース | 日中、外から見えにくい。室内から外が見やすい | 外の視線を遮りつつ、外の景色は見えるようにしたい |
遮像 | 昼だけでなく夜も外から見えにくい。(室内からも外が見えにくい) | 昼も夜も外の視線をしっかりさえぎりたい |
採光拡散 | 光を拡散させ、部屋全体をやわらかい明かりにする | 部屋の奥まで明るくしたい |
UVカット | 室内にさしこむ紫外線をカットしてくれる | 家の中でも紫外線が気になる |
遮熱 | 熱い空気や冷たい空気が通るのをさえぎる | 冷暖房効率を上げたい |
抗菌 | 菌の発生を抑え、清潔な状態を保つ | 安全な空間にしたい |
花粉対策 | 花粉が侵入するのを防ぐ | 小さな子どもや花粉症の人がいる |
ウォッシャブル | 丸洗いが可能で、繰り返し洗濯してもOK | 清潔な空間にしたい |
消臭 | におい物質を分解し、においのない空間にする | タバコやペットのにおいが気になる |
防音 | 室内から室外への音を通しにくくする(室外からの音にはあまり効果がない) | 楽器の音やペットの鳴き声が隣家に聞こえるのが心配 |
防炎 | 火事や地震などの災害時に燃えにくい | もしものときの備えを十分にしたい |
機能的なものほど値段は上がりますし、デザインは限られがち。
次の4つの優先順位を考えて、最適なカーテンを選んでいきましょう。
- 機能性
- デザイン性
- 利便性
- 金額
デザイン性だけでなく、自分の家にぴったりの機能を考えて決めていきたいですね。
わが家がカーテン選びで大切にしたポイント
カーテンはいろんな種類や機能があって、選ぶのが難しいですよね。
わが家も、カーテン選びにはすごく時間がかかったよね・・・
たくさん悩む中で分かった大切なことは、
何を優先するか をはっきりさせる
あなたにとって、優先度が高いのは次のうちどれか考えてみましょう。
- メインインテリアとしてのおしゃれ感
- 部屋を快適にする機能性
- 毎日の開け閉めがストレスフリー
どれも捨てがたいんだよね〜
- メインインテリアとしてのおしゃれ感 を優先するなら
-
部屋全体のイメージとなる色・素材を選ぶ
- 部屋を快適にする機能性 を優先するなら
-
冬に温かく夏に涼しい空間にするために、遮熱効果が高いものにする
- 毎日開け閉めがストレスフリー を優先するなら
-
開け閉めの手間が少ないカーテンを選ぶ
こんなふうにあなたがカーテンに何を求めるかで、選ぶべきカーテンが決まるわけです。
わが家は次の3つを重視してカーテンを決めたよ!
- あえて主張しないシンプルなカーテン
- 毎日の開け閉めを楽に
- あと、遮熱もほしい…!
あえて主張しないシンプルなカーテン
カーテンには部屋のメインカラーを配色してコーディネートすることが多いです。
家のカラーコーディネートについては以下の記事をご覧ください。
わが家では、
あえて主張しない、シンプルなカーテンを選びました。
リビングはレース2枚重ね
家のメインとなるリビングの窓は、レースカーテンを2枚重ねてつけています。
手前側がグレーのレースカーテン。奥側がホワイトのレースカーテンです。
レース2枚重ねに決めた理由
レース2枚重ねに決めた理由は、
単純に見た目の好みです…!
吹き抜け部分からすうっと長く伸びている感じがお気に入り!
2階部分から続く長いカーテンが、ドレープカーテンだと重たい雰囲気になってしまう。でもレースカーテンなら軽い雰囲気が出せます。
リビングを開放感のある空間にしたかったので、軽やかな雰囲気のカーテンが合いました。
レースだけだと透けない?
レースだけで透けたりしないか心配だったんだよね。
手前側のグレーレースが遮像機能付きなのもあって、2枚重ねれば夜でも外からは全く見えないです。
照明の灯りがあの辺かな〜とぼんやり光って見えるくらい。
遮像機能があるレースなら、軽い雰囲気が出せて、視線もちゃんと遮ることができるよ。
壁と同色でシンプルに
わが家はシンプルな空間づくりを目指していたので、リビング以外の窓のカーテンはすべて壁と同色。
壁に同化するようにして、カーテンが主張しない空間に!
ロールカーテンの取り付け方は、
- 逆巻き
- 天井付け
にして、すっきりした見た目になるようにしています。
天井付け(窓のくぼんだ部分の天井側につける)は、
- 開けたときの見た目がすっきり
- 閉めたときは、横に隙間ができる
こんな特徴があるので、人通りが多い場合は避けたほうがよいかもです。
小上がりスペースや階段の踊り場は、窓の上まで届くので、こちらも見た目がすっきりなチューブグリップを採用しました。
続いて寝室のロールスクリーンです。
寝室は、光がもれにくいように、
- 壁付け
- 通常巻き
で設置しています。
書斎につけたのは、ブラインドカーテンです。
書斎の落ち着いた雰囲気に合わせるため、唯一ここだけブラインドカーテンにしました。
木目調で壁と合わせています。
カーテン屋さんには最初、壁と同色にするのを止められましたが、想いをつらぬいた。笑
毎日の開け閉めを楽に
「見た目をシンプルにしたい」と同じくらいこだわったのが、
「毎日の開け閉めを楽にしたい」ということ。
カーテンの開け閉めって毎日面倒で、マイホームになったら窓の数が増えてもっと大変になるかも…」と思ったから、楽さにこだわったよ!
電動カーテンとスマートスピーカー
リビングの2枚のレースカーテンは、どちらも電動カーテンにしました。
Amazon echoとnature remoを連携して、毎朝6時半になったら自動で開くようになっています。
夕方は、「アレクサ。カーテン閉めて!」と言って閉めていて手間なし!
ロールカーテンはワンタッチで
ロールカーテンは、すべてワンタッチで巻き上がるものを採用しました。
開けるときは、ワンタッチで楽々ですよ。
下に3㎝ぴっと引くだけで自動で巻き上がるので、5枚の窓があっても手間なし!
閉めるときも、ぐっと下に伸ばすだけで簡単。
閉めるためのひもには、いろいろなタイプがあるので、お好みに合わせて選ぶのがよいですね。
プル
- 引っぱりやすく閉めやすい!
- 開けると窓にひもがぶらつく
チェーン
- 一般的なタイプ
- 他より少し閉めにくい
チューブグリップ
- 閉めやすいし見た目すっきり!
- 届かないとつかえない
おすすめは、見た目すっきりで開けやすいチューブグリップタイプですが、
開けるときに窓の上部まで手が届かない場合は、プルやチェーンタイプから好みに合わせて選ぶとよいです。
遮熱もほしい
大きな窓だから夏の暑さや冬の寒さが心配だったんだよね。だから遮熱カーテンで対策!
暑さと寒さ対策で、手前側のグレーのレースを遮熱機能付きにしました。
おかけで窓から入る冷気や暖気をある程度遮断してくれます。
暑さ寒さ対策は他にもしています。こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ:それぞれのカーテンの特徴を生かして、最適なカーテンを選ぼう
この記事ではカーテンの種類と、わが家が選んだカーテンを紹介しました。
一口にカーテンといってもたくさんの種類があります。
- デザイン(色・柄・素材)
- 機能性(遮熱・遮光など)
の両面を考えて、決めていくことが後悔しないポイント。
デザインや機能性以外にも、
- 壁への取り付け方(ロールスクリーンの壁付・天井付など)
- 折り方(ドレープカーテンの3つ折りなど)
を変えることで雰囲気や使い勝手が変わってきます。
あなたの家にぴったりのカーテン選びをしてください!