- 造作と既製品、どっちの本棚がいいか決めたい
- どんな造作本棚をお願いしたらいいか知りたい
- おしゃれな本棚をつくりたい
マイホームにはやっぱり、素敵な本棚を置きたい。
お気に入りの本や雑誌、インテリア雑貨やCDに漫画、家族の思い出のアルバムと、好きなものを好きなように並べられる本棚は、一つはあると嬉しいですよね。
本棚一つとっても、考えることや迷うポイントは、いろいろあります。
- どんなふうに使うか
- 大きさ・色・形は?
- 既製品を買う?造作してもらう?
わが家では、本棚ですごく悩みました。悩んだ末に、造作をお願いして大満足の本棚になりました!
この記事では、次のことを解説します。
あなたが「マイホームに本棚がほしい」と考えているなら、参考になる記事になっています。
わが家の造作本棚はこちら
寸法から色まで悩みに悩んでつくった、わが家の書斎本棚がこちら!
いろいろこだわって注文したので、理想が詰まった本棚になったよ…!
のちほど、造作本棚でわが家がこだわったポイントで詳しく解説します。
書斎に本棚をおくときに考えたいこと
本棚を決めるとき、まず考えておきたいのが次の2点。
- 何を置くか
- どれくらい置くか
何を置くか
まずは本棚に何を置くか考えておきましょう。
よく本棚に置かれるのは、次のようなものがあります。
- 本
- 文庫本
- 漫画
- 雑誌
- 単行本
- 大判本
- インテリア雑貨
- アルバム
- CD・DVD
- 仕事の書類やファイル
- その他趣味のもの
あなたがどんなものを本棚に置くかによって、最適な本棚は変わってきます。
まずは何を置くかを考えましょう。
どのくらい置くか
何を置くかが決まったら、つぎに考えるべきは、どのくらい置くか。
例えば文庫本で考えてみるよ!
文庫本は1冊の厚みが、大体2㎝。
100冊置こうと思ったら、約200㎝=2mの横幅が必要です。
こんなふうに、
- 本棚に置きたいもの
- これから置くであろうもの
を考えて大きさや形を決める必要があります。
どんな本棚にしたいかイメージをふくらませるために、本棚の画像をたくさん見てみるのも大事。
既製品にするか造作にするか
「こんな本棚にしたい」とイメージが固まったら、
- 既製品
- 造作
どちらにするか選んでいきます。
それぞれのメリット・デメリットを見ていこう!
既製品のメリット・デメリット
既製品は、造作に比べると安価なものが多いです。
あとから買い換えることも気軽にできるので、
- 思ったより本が増えてきた
- 本棚にインテリアを飾りたくなってきた
といった予想外が起きても対応しやすいです。
一方で、天井の高さや部屋の雰囲気にぴたりと合う既製品を探すのは、相当難しいです。
ほしいサイズやデザインが決まっているなら、既製品は向きません。
木目のある本棚の場合、フローリングや他の木製家具との相性が合うかが難しい…!
造作のメリット・デメリット
造作は既製品とは逆で、自由度が高くお好みの本棚をつくることができます。
デメリットとしては、既製品より金額は高めになる傾向なのと、
固定してしまうと後から買い替えできないという点があります。
あなたの目的に応じて選ぼう
既製品と造作のどちらがいいかは、どんな本棚にしたいかによって変わります。
- 既製品なら、面白いデザインや複雑な形の本棚が見つかるかもしれません。
- 造作なら、天井や壁にぴったり合わせることも可能です。
自分はどんな本棚がほしいを考えて、どちらにするかを決めましょう!
わたしは最初、既製品で探していましたが、最終的には、造作で決めました!
造作本棚を選んだ理由
わが家の本棚は、施工会社に造作してもらいました。
造作にした理由は、次の5つの要望を叶えてくれる既製品が見つからなかったからです。
- 天井にぴったり
- 床から少し浮かせる
- 前後に本が2列入る奥行
- 棚の形を正方形にしたい
- 壁と同化する色
探しているうちにどんどん欲が出てきて、この要望を満たす既製品は当然ありません。
特に床から少し浮かせたり、壁紙に近い色の本棚にしたいなら、造作一択。
細かい要望を伝えるのは大変でしたが、理想がつまった本棚ができ上がったときの感動はすごいですよ…!
部屋のインテリアの一つとして、色やサイズ、形にもこだわりたいなら造作がおすすめ!
わが家がこだわったポイント
わが家が、造作本棚でこだわったポイントは次のとおり。
- 天井ぴったり 床から浮かす
- 置くものに合わせた寸法
- 壁と同化させた色合い
天井にぴったり 床からは浮かす
1つ目のポイントは、「天井にぴったりつけて、床からは少し浮かした」こと。
本棚の上部分が、天井にぴったりつくような寸法にしました。
天井と本棚のあいだに隙間がないので、すっきりしていて、きれいに収納できます。
その部屋の天井高にぴったり合わせられるのが造作の良さ!
本棚の下部分は、床から少し浮かせました。
床付近に棚があるのに比べて、棚の中にほこりが入りにくくなります。
造作にしかできないことは、ここぞとばかりに取り入れる姿勢です!笑
置くものに合わせた寸法(正方形)
2つ目のポイントは、「置くものに合わせた寸法」。
造作をお願いするときには、本棚の寸法を細かく決めておく必要があります。
部屋の広さで考える
まずは部屋の広さに対して、邪魔にならず十分な収納量を確保できるサイズを考えてみました。
全体の写真はこんな感じ。
壁一面本棚に憧れていましたが、のけぞっても大丈夫なように椅子の後ろはあけました!
収納したいものの量で考える
つづいて何を収納するかを考えて、一つ一つの棚の大きさや形を決めていきました。
わが家の場合、
- 単行本が多数
- 文庫本も少し
- 漫画本も少し
- 文房具なども収納したい
- 大きいアルバムを入れたい
- インテリアも飾りたい
こんなふうにいろいろ入れたいものがあったので、全部がうまく入る大きさを考えました。
収納量はたくさんほしかったので、奥行きは深めに30㎝。
30㎝あると前後に2列の単行本が入る奥行きです。
文房具の収納をどうしようか迷っていましたが、
無印良品のスタッキングシェルフの引き出しや、&PAPERの扉をつけたいと思ったので、
無印良品と同じ正方形の寸法(37.5㎝×37.5㎝)に決めました。
余白がある方がおしゃれ
私は本棚を本で埋め尽くさずインテリアとしても使いたいと思っていたので、正方形の棚に。
正方形だと本を入れても余白ができ、空間にゆとりが生まれておしゃれな雰囲気になります。
詰め込み過ぎないために本棚は大きめがおすすめ!
反対に本だけいっぱい並べたいという方もいますよね。
そういった方が正方形の本棚にすると、本の上に空間が大きく開いてしまうので、いまいち。
本だけを収納するなら棚の形は長方形がいいかも!
壁と同化させた色合い
3つ目は、「壁と同化させたデザイン」。
既製品だと木の色が床や机と微妙に違って浮いてしまう可能性あり。
造作なら、色選びも自由自在です。
木の色がそろうと、部屋に統一感が出ますよ。
わが家は、壁紙に近い色のグレーを選んだよ!
木目をあえて出さず、マットな質感でシンプルな仕上がりです。
まとめ:どんな本棚にしたいかイメージをもって、あなたに合う本棚に!
この記事では、
マイホームに本棚を置くときに考えたいことについて解説してきました。
本棚は長く使うものだと思うので、後悔ない選択をしてくださいね。
個人的には、多少費用がかかっても、造作本棚おすすめです!