- セカンドリビングの使い方を知りたい
- 子どものためを考えた家づくりをしたい
- リラックスできる間取りを知りたい
吹き抜けの2階部分、部屋にしてしまってもいいですが、どうせなら開放的なセカンドリビングをつくるのはいかがでしょうか。
セカンドリビングのおすすめの使い方は、自分の生活に合わせた空間として使うこと。
つまり、使う用途を決めないフリースペース!
フリースペースは使い方が無限大。自分に合った家づくりのためのおすすめの間取りの一つだよ
この記事では、
セカンドリビングの活用法として、フリースペースがおすすめな2つの理由を解説していきます。
この記事を読めば、あなたらしさのある家を実現するフリースペースの良さが分かります。
子どもたちや家族のために、よりよい間取りを考える、一つの参考にしていただければ幸いです。
そもそもフリースペースって何?
そもそも、フリースペースとは、
用途が決められていない空間
をいいます。
間取りを考えていくときには、
- ここは寝室
- ここは子ども部屋
- ここは書斎
と、目的に合わせて部屋をつくっていくのが普通ですよね。
一方、目的を決めない空間がフリースペースです。
どんなことにでも使える!
「今どうしたいか」に合わせた自由な使い方ができる
何をするための部屋かを決めないフリースペースは、
目的が決まっていないからこそ、そのときの状況に合わせた自由な使い方ができます。
子ども部屋を子どもが巣立ったあとに趣味の部屋にしたいなと考えていても、子どものものがあったりして意外と難しいんだよね、
フリースペースをおすすめする2つの理由
フリースペースをおすすめする、2つの理由はこちら。
- 家族みんながいろんな目的で使える
- 生活の変化によって、使い方を変えていける
それぞれ解説していきますね。
家族みんながいろんな目的で使える
フリースペースがおすすめな理由の一つ目は、家族みんながいろんな目的で使えること。
フリースペースは、
- 誰が使うか
- 何に使うか
を前もって決めません。
だから、家族のみんなが使えるし、お客さんも使える。
趣味に使ってもいいし、リラックス空間として使ってもいい。
子どもの遊び場として使ってもいいし、運動スペースとして使ってもいい。
目的が決まっていないからこその自由度♩
さらには、フリースペースは子どもの成長段階に合わせるなど、その時に応じた使い方に変えられます。
「子どもが小さいうちは〇〇としてつかって、大きくなったら▲▲として使う」
「普段は■■として使う。お客さんがきたら◇◇として使う」
といった使い方もできます。
フリースペースは、使い方無限大!
たとえばこんなときに使う
具体的には以下のような目的で使えます。
- 子どもが遊べる広々スペース
- 大人のリラックスタイムのスペース
- 読み聞かせができる読書スペース
- 趣味のスペース
- 夫婦の運動不足解消スペース
- 子どもたちの勉強スペース
子どもが遊べる広々スペース
フリースペースは子どもが広々遊べるスペースとして活用できます。
広々としたスペースがあれば、子どもは自然と体を動かすので、運動する習慣が身に付きやすいと言われています。
子どもの成長に合わせて
子どもが小さいうちは、
それぞれのおもちゃは子ども部屋、兄弟で遊べるおもちゃはフリースペースと、おもちゃを分けて置いておく。
用途を分けて、おもちゃを整理しやすくできます。
わが家は子どもと相談しながら、おもちゃの使用頻度によって、収納する場所を分けてるよ!
子どもが小学生になったら
友だちを家に呼んだときに、広々遊べるスペースになります。
自分の部屋にこもらずに遊べるので、兄弟の友だちと関わる機会が作りやすいです。
吹き抜け部分をフリースペースにすれば、遊んでいるときの声が一階に届きやすいから、親も安心して見守れる。
子どもたちが思春期を迎え、自分の部屋で過ごす時間が長くなったときにも
フリースペースが多感な時期の兄弟の交流の場になってくれるかもしれません。
子どもたちがどの成長段階にあっても、フリースペースがいい感じに活躍してくれる
大人のリラックスタイムにつかう
フリースペースの使い道は、子どもの遊び場としてだけでなく、
大人のリラックスタイムにも活用できます。
ゆったりとした時間を過ごす場所といえば、たいていはリビングですよね。
しかしフリースペースがあれば、第二のリビングとして活用できます。
ゆっくりできる空間が複数あると、リラックスタイムがより贅沢に楽しめる。
フリースペースがあると、
- いつもと違う景色で贅沢に過ごせるし
- オープンな空間でまったりしてリラックスできる
家族みんなの読書スペース
フリースペースに本棚を並べれば、小さな図書館のようなスペースがつくれます。
開放的な空間で、家族みんなでまったりと本を読書を楽しむこともできるし、
子どもたちに読み聞かせをしたり、机を置いておけば紙芝居だってできちゃいますよね。
趣味のスペース
音楽好きなら、楽器を置く。
絵が好きなら、絵を飾れる棚や絵を描くための机をおく。
裁縫のためのスペースとしてもいいですし、テレビゲームコーナーにするのもありですよね。
自分や自分の家族の趣味に合わせた広々スペースとしても使えます。
夫婦の運動不足解消スペース
ヨガマットや運動器具を置いておき、健康のための運動スペースにしてもよいです。
運動器具は見た目の主張が激しいので、リビングでなくフリースペースに置いておくとリビングと使い分けできていいですよね。
子どもたちの勉強スペース
子どもたちが大きくなって勉強するようになったら、机を置いて勉強スペースとするのもいいですね。
「東大生の半数以上が自分の部屋ではなく、リビングで勉強していた。」という話は有名ですよね。
集中できる環境はその子によって違いますが、
誰かにすぐに相談できる環境をつくることは学習する上で大切。
フリースペースを勉強するためのスペースにして、
兄弟や親子で一緒に勉強すれば、教え合ったり弱い心に負けずに努力できる空間になります。
一緒に勉強してる人が近くにいると、さぼってられないって思うんだよね!
このようにフリースペースの使い方の幅はとても広く、自由に使うことができる
生活の変化によって、使い方を変えていける
フリースペースがおすすめな理由の2つ目として、
生活の変化によって、使い方を変えていける こと。
マイホームには、数十年以上という単位で住み続けることになります。
長い年月が過ぎれば、当然趣味はかわっていきますよね。
また趣味だけでなく、家で過ごす人数もかわっていきます。
最初は夫婦2人。子どもが二人生まれて4人。子どもたちが巣立ったら夫婦2人。
そのときの家族の暮らしによって、使い方を変えられる!
趣味の変化や、一緒に暮らす人数の変化によって、フリースペースの使い方は変えていくことができる
変わっていく家族の暮らしとともに、フリースペースも変化
子どもが小さいうちは、子どもの広々とした遊びスペース。
子どもが巣立ち、夫婦二人になってからは、夫婦二人の運動スペース。
こんな感じで、家族のそのときの暮らしに合わせて変えていけます。
子どもが巣立ったあとの子ども部屋で代用できないの?
子ども部屋は子どもが巣立ったあとも、子ども部屋のままになる家が多いらしい!
子どもが家に帰省したときには、子ども部屋が寝る部屋にもなりますし、
子どもの思い出をすべて断捨離するのも、なかなか勇気がいります。
フリースペースなら、もともとフリーな空間なので目的によって使い方を変えていけます。
まとめ:フリースペースをつかって、より豊かな生活にしていこう
フリースペースは、リーズナブルに作れて満足感の高い間取りの一つです。
この記事で紹介したフリースペースの使い方はこちら。
- 子どもが遊べる広々スペース
- 大人のリラックスタイムのスペース
- 読み聞かせができる読書スペース
- 趣味のスペース
- 夫婦の運動不足解消スペース
- 子どもたちの勉強スペース
家族みんながさまざまな目的で使えて、生活の変化に応じて、使い方を変えていけます。
間取りを考える際には、選択肢の中に「フリースペース」も入れて考えていくのがいいね!