子どもから大人まで楽しめる大人気の絵本作家ヨシタケシンスケさん。
本記事ではヨシタケさんの作品を全作読んだ私が、おすすめ本を年齢別にまとめました!
はっと気づかされる。人間の愛らしさがあふれて、時々じんとくる。
そんなヨシタケさんの絵本の中でも、特におすすめの本をランキング形式で紹介していきます!
3才までのお子さんにおすすめベスト3
第1位
おしっこちょっぴりもれたろう
タイトルからしてユーモアたっぷり、思わずクスっと笑ってしまう。
でもそんな中にも、
「失敗したっていいんだよ」「悩みって誰にだってあるよね」
と生きていく上で大切にしたいメッセージも学ばせてくれる。
大好きな作品です。
第2位
わたしのわごむはわたさない
大人からしたらただの「わごむ」。だけど、わたしにとっては、大切な大切な宝物。
大人の方は、思わず子どもの頃を思い出してしまうはずです。
「このわごむでどんなことだってできる!」
と、一つのわごむから広がる発想が楽しい作品です!
お子さんに読み聞かせしたら、何気ない身の回りにあるものから想像する力がつくことと思います
よく見ると「おしっこちょっぴりもれたろう」のあの子が登場しているところも嬉しいポイント♩
第3位
なつみはなんにでもなれる
「お母さん、これは何だと思う?」
小さな体を目いっぱい使っていろんなものを体で表現。お母さんにクイズを出していきます
うちの子もなつみちゃんのまねっこをして、見立て遊びがどんどん上手になっていきましたよ!
読むと子どもの表現力がつく作品です。親子のやり取りもとても愛らしい!
4~6才のお子さんにおすすめベスト3
第1位
ぼくのにせものをつくるには
「自分のにせものを作りたい」誰しも一度は思ったことありますよね!
でも作るには、自分がどんな人かを分かっていなくちゃつくれない。
「ぼくにはこんなところがある」「じぶんらしさってなんだろう」
そんなふうに自分のことについて考えるきっかけになる本です。
自分を好きになることの大切さを説くおばあちゃんの教えは、じんと心に響きます。
第2位
りんごかもしれない
こちらは息子が2才のときにはじめて読み聞かせをした絵本。
そのときは、50種類いるりんごの兄弟のページが気に入って、ただただ喜んで読んでいました。
現在大きくなった息子は、「かもしれない」の意味が分かって、日常でも「かもしれないね!」と予想したり考えたりしています。
「当たり前を疑う」「想像の世界をふくらませて考える」
そんな子どもの素敵な発想力が豊かになっていく絵本です!
第3位
りゆうがあります
鼻をほじったり、道の端を歩いたり、ストローでブクブクしたり、
子どもがついついしてしまうことってありますよね。
それを面白おかしく理由をつけて説明します。
子どもにも、大人にも分かる「あるある」がたくさんで楽しめますよ。
「子どもには子どもの言い分がある。けれど大人の都合でそれが見えなくなってしまうときがある」
親としてはそんなメッセージを受け取れる心温まる本です!
7才以上のお子さんにおすすめベスト3
第1位
それしかないわけないでしょう
タイトルの通り「考え方はそれだけじゃない!考え方を変えたら楽しい未来が待っている」
と自分らしくて自由な考え方を模索して可能性を広げていくお話です。
当たり前を疑うという意味では、「りんごかもしれない」に通じる部分があるかと思います
「未来は一つじゃない。他にだってたくさんある」
こんな大切なことを学ばせてくれる、小学生以上のお子さんにはぜひ読んでほしい絵本です!
大人にも刺さります。
第2位
このあとどうしちゃおう
おじいちゃんの死という悲しい現実。それに向き合う家族のお話です。
亡くなった人はどんなことを考えていたのか、生きること・死ぬことについて考えさせられます。
「死」という重いテーマのはずがほっと心温まる。
子どもが「死」というものに目を向けるきっかけになる絵本です。
第3位
なんだろうなんだろう
「学校ってなんだろう」「幸せってなんだろう」「普通ってなんだろう」
道徳の教科書に掲載されたコラムに書き下ろしを加えてできた本作。
ヨシタケさんのあたたかでいい感じにゆるい雰囲気の中で、子どもたちの身の回りにある12のテーマについて考えていきます。
本を読んだあとには自分自身で「〇〇ってなんだろう」と考える余地が残されている。
哲学を学べる絵本です。
大人におすすめベスト3
第1位
あつかったらぬげばいい
疲れがたまって気がはりつめているとき、つらいことがあって心がしめ付けられているとき、
「まあいいか」と肩の力が抜けて、ほっと温かい気持ちになれる本です。
最近疲れているな~と感じる大人の方に、特におすすめの一冊。
第2位
もしものせかい
「もしも〇〇だったら…」そんな思いを抱えながら私たちは日々生きています。
「もしも」という願望の世界と、自分が今生きている現実の世界。
二つの世界をどっちも大事にしながら生きていく。
優しい言葉で語りかけてくる本です。
読んだら心にじんときます。おすすめです。
第3位
あるかしら書店
「〇〇な本ありますか?」「ありますよ。」
絶対になさそうな本でも必ず、「ありますよ」と言って出してくれる本屋さん。
出してくれた本について真剣に解説してくれるところがまた面白いです。
ほのぼのとした世界観で癒されます。
本好きの方にはたまらないですよ。
まとめ
大好きなヨシタケシンスケさんの本について紹介させていただきました。
今回紹介しきれていない本も、面白くて考えさせられるものばかりです!
ヨシタケシンスケワールドにどっぷりはまって、これからも絵本ライフを楽しんでいきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!